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執筆者の写真SENSUKE KURIYAMA

生成AIチャット!Qlik Answersをはじめて試してみました

2024年11月に日本語対応されたQlikの生成AI「Qlik Answers」をさわることができました。Qlik Senseぽく自分でナレッジベースやチャットアプリを作れて初見でもすぐに試すことができました。


 

※2024年12月時点のQlik Cloudを利用しています。

 

■Qlik Answersとは

Qlik AnswersはQlik Cloudで提供される新しい生成AIサービスです。Qlik Cloud上や各種クラウドストレージにアップされた非構造化データを紐づけたナレッジベースと呼ばれるものを独自に作成しインデックス化できます。さらにアシスタントと呼ばれるアプリを作成し、ナレッジベースに対してチャット形式で問い合わせることのできる生成AIチャットが簡単に使えるようになります。2024年11月に「Qlik Answers 日本語版を提供開始」のニュースが出ていよいよ本格的な展開が始まった感じです。


2024年1月に「Qlik が kindi を買収、企業の「AIドリブン」ビジネス拡大を支援」というニュースリリースが出てから11ヵ月、遅ればせながらQlik Answersをさわれる機会が得られたのでサッとさわってパッとメモ記録しておきます。


 

■Qlik Answersをさわってみた手順(概要)

あまり時間もなかったので、セミナーか何かで見たデモの記憶を頼りにとりあえずさわってみました。全体のイメージとしては下記のような流れになると思います。

<手順概要>

①ファイルのアップロード & ②ナレッジベースの作成

①と②はナレッジベースの作成と同時に操作できます。

今回は十分な準備もなく、とりあえずローカルPCのPDFファイルをQlik Cloudへアップロードして試すことが出来ました。何の環境準備もなく試せるのが便利でした。

※ BoxやSharePointなどに接続してナレッジベースへ取り込めるようですが、手ごろな環境がなく試していません。

③アシスタントの作成

ナレッジベースが作成できたら、そのままの流れでインデックス化してアシスタントの作成に進めます。これもナレッジベース画面に「インデックス化」や「アシスタント作成」用のボタンがあって簡単でした。


④生成AIチャットの利用

アシスタントが作成できたら即行で生成AIチャットが利用できるようになります。


 

■Qlik Answersをさわってみた手順(詳細)

①ファイルのアップロード & ②ナレッジベースの作成

・[作成]メニューから[ナレッジベース]を選択します。


・任意の名前をつけて[追加]ボタンを押します

・ナレッジベースにロードするデータを選択します。今回は右にある[ファイルをアップロード]を利用しました。


[参照]を押してアップロードするファイルを選択し[アップロード]します。




③アシスタントの作成

・ナレッジベースにファイルが追加されたら[すべてのソースをインデックス]をクリックすると、インデックス化がスタートします。少し時間がかかりました。

・インデックスが終了したら[アシスタントの作成]をクリックします。

ナレッジベースには[ファイルを追加]メニューがあるので、様々なファイルを追加できるようになっています。
また、下図のように複数の接続先からファイルを追加できるようになっています。

・任意の名前をつけて[追加]をクリックします。


④生成AIチャットの利用

作成したアシスタントが開くので、右側にあるチャットで問い合わせなどの利用が可能です。


生成AIチャットを利用してみたところの回答結果です。ナレッジベースに追加したPDFファイルの内容を要約するように頼んでみたらきれいな文章でまとめてくれました。



 

<サンプルイメージ>

※ アニメーションgifです。動かない場合は画像をクリックしてみてください。




まだまだ試しにさわってみただけですが、何も考えずにナレッジベースやアシスタントが作成できてチャットアプリが使えたあたりの直感的な操作やお手軽感は非常にQlikっぽいと思いました。今後の展開が楽しみです。


以上

 


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