歴代最強プレーヤーは??【記録で見る男子テニス】
- SENSUKE KURIYAMA

- 8月31日
- 読了時間: 8分
テニス界の歴代最強プレーヤーは誰なのか!?
1968年から2024年3月までのデータをQlik Senseアプリで大分析しました。BIG4のフェデラー、ジョコビッチ、ナダル、マレーや70~80年代のコナーズ、ボルグ、マッケンロー、レンドル、90年代はサンプラス、アガシなどなど各種ランキングから一挙公開です!
※ データソースは「Huge Tennis Database」です。各種情報を参考にした独自集計のため、お楽しみの範囲ということでご了承ください。
※ ★マークは現役プレーヤー
※ 2025/8/20:勝率の数値に誤りがあったため修正を入れました。▼ツアー勝利数1位は?
<ツアー勝利数>
1位:ジミー コナーズ(アメリカ)・1,276 勝
2位:ロジャー フェデラー(スイス)・1,251 勝
3位:ノバク ジョコビッチ(セルビア)・1,101 勝 ★
4位:ラファエル ナダル(スペイン)・1,075 勝
5位:イワン レンドル(アメリカ)・1,068 勝
6位:ギレルモ ビラス(アルゼンチン)・ 944 勝
7位:イリ ナスターゼ(ルーマニア)・ 924 勝
8位:ジョン マッケンロー(アメリカ)・ 881 勝
9位:アンドレ アガシ(アメリカ)・ 870 勝
10位:スタン スミス(アメリカ)・ 812 勝
ツアーでの勝利数は最強プレーヤーを探る上でもっともシンプルな指標です。

▼ツアータイトル獲得数1位は?
<ツアータイトル獲得数>
1位:ジミー コナーズ(アメリカ)・110 勝
2位:ロジャー フェデラー(スイス)・103 勝
3位:ノバク ジョコビッチ(セルビア)・ 98 勝 ★
4位:イワン レンドル(アメリカ)・ 93 勝
5位:ラファエル ナダル(スペイン)・ 92 勝
6位:ジョン マッケンロー(アメリカ)・ 77 勝
7位:ロッド レーバー(オーストラリア)・ 72 勝
8位:ビヨン ボルグ(スウェーデン)・ 66 勝
8位:イリ ナスターゼ(ルーマニア)・ 66 勝
10位:ピート サンプラス(アメリカ)・65 勝
トーナメントで優勝するというのは、最強プレーヤーには欠かせない要素です。
ここでも1位はJ.コナーズ、2位のR.フェデラー、3位のN.ジョコビッチと上位3名は勝利数ランキングと同じ顔ぶれです。

▼グランドスラムでの成績はどうか?
最高の舞台で強さを発揮できることも最強プレーヤーの重要な条件です。
他の指標に比べてBIG4(フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレー)の強さが目立つ結果となっています。
<グランドスラム勝利数>
1位:ロジャー フェデラー(スイス)・369 勝
2位:ノバク ジョコビッチ(セルビア・366 勝 ★
3位:ラファエル ナダル(スペイン)・314 勝
4位:ジミー コナーズ(アメリカ)・233 勝
5位:アンドレ アガシ(アメリカ)・224 勝
6位:イワン レンドル(アメリカ)・222 勝
7位:ピート サンプラス(アメリカ)・203 勝
8位:アンディ マレー(イギリス)・200 勝
9位:ステファン エドバーグ(スウェーデン)・ 178 勝
10位:ジョン マッケンロー(アメリカ)・167 勝
1位はR.フェデラーの369勝、2位N.ジョコビッチ366勝、3位R.ナダル314勝とBIG3が圧倒的な数値で上位独占です。

<グランドスラムタイトル獲得数>
1位:ノバク ジョコビッチ(セルビア)・24 勝 ★
2位:ラファエル ナダル(スペイン)・22 勝
3位:ロジャー フェデラー(スイス)・20 勝
4位:ピート サンプラス(アメリカ)・14 勝
5位:ビヨン ボルグ(スウェーデン)・11 勝
6位:イワン レンドル(アメリカ)・ 8 勝
6位:ジミー コナーズ(アメリカ)・ 8 勝
6位:アンドレ アガシ(アメリカ)・ 8 勝
7位:ジョン マッケンロー(アメリカ)・ 7 勝
7位:マッツ ビランデル(スウェーデン)・ 7 勝
1位はN.ジョコビッチ24勝、2位のR.ナダル22勝、3位のR.フェデラー20勝とBIG3が20勝以上となっています。年間4大会という数を考えると驚異的な記録ですね。

▼ツアー勝利数を大会グレードで区分してみる
勝利数全体に占めるグランドスラムの割合が気になります。というのも上述のグランドスラムランキングに名を連ねるのは全員が歴代のNo.1プレーヤーです。グランドスラム以外も含むランキングには、G.ビラス(最高2位)、S.スミス(最高3位)、R.レーバー(最高3位)とNo.1プレーヤー以外も入ってきます。
この傾向を掘り下げて確認するために大会グレードごとの勝利数の割合を確認しました。大会グレードは次のとおりです。
・Grand Slam
・Masters
・Final
・ATP
・DavisCup
フェデラー、ジョコビッチ、ナダルについては、Grand SlamやMstersが占める割合が高いのが分かります。また、3名に次ぐA.マレーを含めたBIG4がより上位のグレードで活躍したことは最強プレーヤーを考えるにあたって大いに参考になりそうです。
<大会グレード別の勝利数構成比>

▼生涯成績の勝率はどうか?
<生涯勝率:最高ランキング10位以上の選手>
1位:ノバク ジョコビッチ(セルビア)・0.834 ★
2位:ラファエル ナダル(スペイン)・0.828
3位:ビヨン ボルグ(スウェーデン)・0.823
4位:ロジャー フェデラー(スイス)・0.820
5位:ジミー コナーズ(アメリカ)・0.816
5位:ジョン マッケンロー(アメリカ)・0.816
7位:イワン レンドル(アメリカ)・0.815
8位:ロッド レーバー(オーストラリア)・0.798
9位:カルロス アルカラス(スペイン)・0.783 ★
10位:ピート サンプラス(アメリカ)・0.774
もうひとつ基本的な指標である勝率も最強プレーヤー選出には重要な情報です。
ここでも1位ジョコビッチ、2位ナダル、3位にB.ボルグが入ってくるあたりは最強プレーヤー指標としてやはり重要な気がします。4位にはフェデラーとBIG3の強さが目立ちます。

▼年間勝率はどうか?
<年間勝率>
1位:ジョン マッケンロー(アメリカ)・・0.965 /1984年 82勝3敗
2位:ロジャー フェデラー(スイス)・・・0.953 /2005年 81勝4敗
3位:ロジャー フェデラー(スイス)・・・0.948 /2006年 92勝5敗
4位:ジミー コナーズ(アメリカ)・・・・0.940 /1974年 94勝6敗
5位:ノバク ジョコビッチ(セルビア)・・0.932 /2015年 82勝6敗 ★
6位:ビヨン ボルグ(スウェーデン)・・・0.929 /1979年 79勝6敗
6位:イワン レンドル(アメリカ)・・・・0.929 /1986年 78勝6敗
8位:ビヨン ボルグ(スウェーデン)・・・0.926 /1977年 75勝6敗
9位:ロジャー フェデラー(スイス)・・・0.925 /2004年 74勝6敗
9位:ジミー コナーズ(アメリカ)・・・・0.925 /1976年 98勝8敗
1984年のJ.マッケンローが驚異の0.965で1位です。年間85試合して3敗・・・何という強さ。と言うか、誰に負けたんだろうと逆に気になり突っ込んで分析した結果、下記の3試合でした。
<1984年のマッケンローの負け試合>
・全仏オープン決勝:vs I.レンドル(3-6,2-6,6-4,7-5,7-5)2セットアップからの大逆転負け!
・マスターズ/シンシナティ:vs V.アムリトラジ(6-7,6-2,6-3)
・デビスカップ WG:vs H.サンドストーム(13-11,6-4,6-3)

そして、フェデラーが3件ランクインしています。「2004年 0.925 → 2005年 0.953 → 2006年 0.948」と3年間の絶対王者ぶりが伺えます。実際にフェデラーが初めてランキング1位なったのは2004年2月なのでそこからの3年ということですね。

▼テニス界で歴代最強プレーヤーは?!
さて、まだまだ気になる指標はありますが、いったん第一回の分析はここまでにして最強プレーヤーを選びたいと思います。しかし、どうにも筆者には選びきれないのでここまでの情報をもとに、話題の国産AI「Felo」に選出を委ねました・・・。
ジョコビッチ!! いまだに現役でありながら2025年にはウィンブルドン通算100勝を達成し、今なお世界のトップで戦い続けています。更に記録を更新していく可能性を考えるとやはりそうなるか。
以下は、Feloからの発表です。
<歴代最強プレーヤー 上位3名>
1位:ノバク・ジョコビッチ (Novak Djokovic)
グランドスラムタイトル数: 24勝(歴代1位)
生涯勝率: 0.834(歴代1位)
ツアー勝利数: 1,101勝(歴代3位)
ツアータイトル数: 98勝(歴代3位)
グランドスラム勝利数: 366勝(歴代2位)
評価ポイント:
グランドスラムタイトル数で歴代最多。
生涯勝率が歴代1位で、安定した強さを示している。
グランドスラム勝利数でも歴代2位。
2位:ロジャー・フェデラー (Roger Federer)
グランドスラムタイトル数: 20勝(歴代3位)
生涯勝率: 0.820(歴代4位)
ツアー勝利数: 1,251勝(歴代2位)
ツアータイトル数: 103勝(歴代2位)
グランドスラム勝利数: 369勝(歴代1位)
評価ポイント:
グランドスラム勝利数で歴代最多。
ツアー勝利数とタイトル数で歴代2位。
長期間にわたる安定した活躍が評価される。
3位:ラファエル・ナダル (Rafael Nadal)
グランドスラムタイトル数: 22勝(歴代2位)
生涯勝率: 0.828(歴代2位)
ツアー勝利数: 1,075勝(歴代4位)
ツアータイトル数: 92勝(歴代5位)
グランドスラム勝利数: 314勝(歴代3位)
評価ポイント:
グランドスラムタイトル数で歴代2位。
生涯勝率が歴代2位で、安定した強さを示している。
グランドスラム勝利数でも歴代3位。
<選出理由>
ノバク・ジョコビッチは、グランドスラムタイトル数、生涯勝率、グランドスラム勝利数で他を圧倒しており、総合的な強さで1位に選出。
ロジャー・フェデラーは、ツアー勝利数、タイトル数、グランドスラム勝利数での実績が際立ち、2位に選出。
ラファエル・ナダルは、グランドスラムタイトル数と生涯勝率で上位に位置し、3位に選出。
以上





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