Qlik_week関数を使うと週項目が年間で作成されてしまう
更新日：2024年8月23日
Qlikで、年月日データに対して、「年度」や「年月」、「週」の項目を新たに作成したい
といったご要望はないでしょうか。
そういった日付データの作成方法については、下記ブログがとても参考になります。
上記ブログ記事の中に、今回のテーマである「週」項目の作成方法も記載があります。
「週」を作成する際は、Week関数を使用する、という内容です。
ただ、Week 関数は、年間を通しての週番号を返す関数です。
下記のように、年間を通して週番号が振られます。
今回は、年間ではなく、下記のように月間を通して週番号を振る設定をご紹介します。
▼設定内容
下記数式で、月間を通して週番号を振ることが可能です。
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Week(日付) - Week(MonthStart(日付)) + 1
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▽数式の解説
例）2024年6月15日（6月第3週目）の場合
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Week(日付) は、2024年6月15日が属する週番号を返します。
例えば、24週目とします。
Week(MonthStart(日付)) は、2024年6月1日が属する週番号を返します。
例えば、22週目とします。
Week(日付) から Week(MonthStart(日付)) を引くことで、
「日付」が属する月の第何週目かを計算します。
これらの差に1を加えることで、月の第何週目かを求めることが可能です。
具体的な計算は、次のようになります: 24 - 22 + 1 = 3
したがって、2024年6月15日は6月の第3週目であることが確認できます。
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