Qlik Sense BusinessでJiraへ接続してみる
更新日:2月16日
Qlik SenseのJiraコネクタを使った接続をやってみました。
※2023年7月時点のQlik Sense Businessを利用しています。
<Jiraについて>
Jiraはプロジェクト管理やソフトウェアの開発管理で使われることの多いスタンダードなプロジェクト管理ツールです。小規模であれば無料でも利用できるようになっています。
▼Jira Software cloud free ページ:https://www.atlassian.com/ja/try/cloud/signup
※2023年7月時点のものです

<事前の設定:JiraのAPIトークンの作成>
Qlik SenseでJiraの接続を作成する前に、Jiraへの接続トークンを作成しておきます。下記のJiraメーカーサイトURLから簡単に取得できました。
▼Jira APIトークンの作成:https://id.atlassian.com/manage-profile/security/api-tokens
[APIトークンを作成する]をクリックします | トークンに任意の名前を付けます | 生成されたトークンをコピーします |
![]() | ![]() | ![]() |
!! コピーしたAPIトークンは「二度と表示されない」とあるので、念のためメモ帳に貼り付けて管理しておきます。
<Qlik Sense Jiraコネクタの設定>
さっそくQlik Senseでアプリを新規作成し、Jiraのデータへの接続を試してみました。アプリの新規作成についてはコチラの記事の「アプリの作成」欄が参考になります。
①コネクタの一覧から[JIRA]を選択して[次へ]進みます。

②Jira環境のURLから[Jira base URL]を設定します。
ご利用のJira SoftwareのURLから下記赤字部分をコピーして設定します。
> https://******.atlassian.net/jira/your-work
・Jira base URL:https://******.atlassian.net/
③それ以外は下記のような感じで接続できました。
・Username / email:ログイン時のメールアドレス
・Password / API token:先の手順で取得したAPIトークン
・Name:接続の名称は任意で設定可能です
設定の参考イメージです。

③[接続のテスト]で成功したら[作成]を押して完了です。

<リロードテスト>
作成した接続を利用して先へ進むと接続先Jiraのテーブルが表示されます。[Preview data]をクリックしてテーブルの内容を確認することができます。
▼Projectsテーブル

▼Issueテーブル
こちらのテーブルは「Project id」を指定しないとリロードできないようです。

★補足★
テーブル選択画面の左上に英語でNOTEが記載されていました。
NOTE:
This connector provides additional tables in the Data load editor.
(注: このコネクタは、データ ロード エディターに追加のテーブルを提供します。)

実際にデータロードエディタ―から利用すると、下図のような追加テーブルが表示されました。

以上です。
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