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執筆者の写真SENSUKE KURIYAMA

フィルタ選択している値を表示したい①_GetFieldSelections

更新日:11月16日

チャートやシートのタイトルやラベルに現在選択している値を表示したいときはGetFieldSelections関数を利用します。


 

※2024年11月時点のQlik Sense SaaSを利用しています。

 
<GetFieldSelections関数の利用サンプル

下図は任意に選択した商品分類ごとの売上推移を確認するグラフです。グラフ下部で選択した値が左上のタイトルに表示されています。


 
<GetFieldSelections関数の構文>
▼GetFieldSelections関数
=GetFieldSelections(項目名,[区切り文字 [,表示数上限 [,並列ステート名]]])

上のグラフではグラフプロパティの[スタイル]‐[基本設定]‐[タイトル]に下記の数式を指定しています。( & にて文字列と結合しています)

='「'& GetFieldSelections([商品大分類]) &'」の売上トレンド'

 
<各種パラメータについて>

GetFieldSelections関数は必要に応じて「区切り文字」「最大表示数」「並列ステートの指定」を指定することができます。デフォルトは次のとおりです。

・区切り文字:カンマ ”,” で区切られます。例)飲料,菓子類,加工食品

・最大表示数:6です。上限を超えると「8 of 20」といった表記になります。

・並列ステートの指定:デフォルト状態のフィルタが表示されます



サンプル)下図は商品大分類ごとに並列ステートを使って2本ずつの棒を表示しています。

例)タイトルの数式
='▼「'& 
GetFieldSelections([年],'、',3,'ST1')
&'」 ⇔ 「'&
GetFieldSelections([年],'、',3,'ST2')  
&'」'
例)メジャー1のラベル数式
=GetFieldSelections([年],':',3,'ST1')
例)メジャー2のラベル数式
=GetFieldSelections([年],':',2,'ST2')

 

【参考】

・Qlik Senseヘルプ:GetFieldSelections関数


以上です

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