新機能!QlikのExcel表形式レポート ~レポート作成編~
Qlik Sense SaaSの新機能、Excel表形式レポートについて紹介します。
Excelアドインを使って、Qlik Senseで作成したデータやチャートを使用し、
Excelでレポートを作成することが可能です。
作成したレポートは、メールやMicrosoft SharePointに配信できます。 Excelアドインなどの設定方法は、下記資料をご参照ください。
※ExcelAPI 1.9 以降を備えた Microsoft Excel が必要です(ExcelAPIのバージョン)。
●Qlik TECH TALK セミナー:Qlik Cloud レポーティング新機能~Excel 形式のレポートを配信
●メーカー資料
https://www.slideshare.net/slideshows/qlik-cloud-excel/265992473 ●ブログ(Qlik Sense SaaSでExcelレポートを作成してみよう!)
このブログでは、今回の新機能でできることをざっくり紹介していきます。
今回私は、上記のようなレポートを作成してみました。
キャプチャ下部の赤枠のように、各年ごとの状況に分けてシートを確認できます。 1つずつ説明していきます。
▼チャートの追加 [チャートを追加]から簡単に設定できます。
▼テーブルの追加
チャートと同様、[テーブルを追加]から追加するだけです。
今回は上記円チャートを、テーブルとして追加してみました。
追加するとキャプチャ左側のように<TpJBJ>と表示されますが、
下記画面からプレビューをダウンロードできるため、確認してみます。
プレビューとして手元にExcelファイルをダウンロードすると、
下記のようにきちんとテーブルとして表示されていることが確認できます。
▼レベルの追加
上記のように、1つのKPIチャートを軸ごと(今回は大分類ごと)に表示させたい場合は、
「レベル」を追加することで設定可能です。
追加したい項目のチェックボックスにチェックを入れた状態で[追加]を押すと、
下記キャプチャ左のように3行追加されます。
続いて下記のように、2行目と3行目の間にチャートを追加します。
こちらもプレビューでExcelファイルをダウンロードし、確認してみます。
このようにQlik Sense側で用意した1つのKPIチャートを使って、
大分類ごとに売上金額を確認するレポートを簡単に作成できました。
▼ページの追加
ページは、各シートで「年」ごとや「支社」ごとに確認したい場合、非常に便利です。
ページを追加するだけで、簡単に設定可能です。
▼変数・数式の追加
今回私は設定していませんが、変数や数式を追加することも可能です。
変数:アプリに含まれる変数を指定することが可能
数式:アプリに含まれる項目を使用し、数式を指定することが可能
ex)Sum(売上金額) / 1000
作成したレポートは、メールやMicrosoft SharePointに配信できます。
下記のような設定を加え、配信することが可能です。
・レポートを受信する人やグループを指定する
・受信者や受信グループ・レポートタスクごとに、フィルターをかけて配信する
・配信するスケジュールを設定する
レポートの配信設定については、別のブログ記事として投稿します。
皆さまも是非ご活用ください!
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