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応用編:ファイル更新後の自動アップロード

  • 執筆者の写真: とも
    とも
  • 6月13日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月1日

前回、「ファイル更新後の自動アップロード」をご紹介しました。


こちらで利用したQlik Cloud タスクでは連続で失敗すると無効化されるため、実行間隔や時間帯の調整が必要でした。

もし、より短かい実行間隔にしたいなど柔軟な対応をしたいなと思ったら、タスクの代わりにQlik Automate の利用をご検討ください。


Qlik Automate で2つのアプリを連動させるような動きを設定する場合「Reload apps as a task chain」というテンプレートを使って対応できます。全体イメージは以下のようになります。

Qlik Automate 全体イメージ

  • Start ブロック

    このブロックで Automate の実行タイミングを設定します。以下の図では5分間隔で実行するよう定義しています。

    Start ブロック

留意点:Qlik Automateは月間の実行回数に上限があります。 管理画面の「ホーム」で上限値を確認できるので上限を超えないようにしてください。 なお、5分間隔の場合、1日あたり288回、1か月(30日間)で 8640回になります。

他の Automate 処理も実行できるよう実行間隔を調整してください。

  • Do Reload ブロック 1つめのDo Reloadブロックでは、CSVファイルが更新されていたら Store でファイルをアップロードするアプリのリロード設定を行います。

    App Id 欄はプルダウンで「do lookup 」を選択することでアプリ名で検索できます。

    Do Reload ブロック 1

    Settings タブの On Error は、エラーが出てもAutomate処理は継続して、警告を出すように「Warning-Continue Automation and report errors」と定義しておきます。

    Do Reload ブロック 2


  • Condition ブロック ここで処理の条件指定を行います。 今回は、リロードが成功したら次のアプリのリロードを実行したいので、下図のように設定します。

    Condition ブロック


  • Do Reload 2 ブロック

    2つ目の Do Reload ブロックでは、実際にユーザーが参照するアプリのリロードを設定します。

    Do Reload 2 ブロック 1

    Settingsタブでは、エラーになったら処理を終了するように「Stop-Stop Automation and set to failed」と設定します。

    Do Reload 2 ブロック 2

    補足:もし、ファイルアップロード後に複数のアプリのリロードを行いたい場合は「Do Reload 2」の下に「Do Reload」ブロックを追加してご対応ください。この場合、上にあるブロックのエラー発生時の処理は「Warning-Continue Automation and report errors」として下に配置したブロックの処理が行われるようにしてください。

  • Output ブロック

  • Stop ブロック

    動作確認時、Outputブロック、Stopブロックはそのままで対応しました。


いかがでしょうか。テンプレート利用なので、それほど難しい設定はなかったと思います。 ちょっと柔軟に対応にしたいなという時には、Qlik Automate をご利用ください。





 
 
 

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