アプリの更新と公開を自動で行う ~全アプリ一括編~
- u st
- 6月10日
- 読了時間: 2分
更新日:8月30日
前回のブログで、Qlik Automateを使って共有スペースにある特定の1アプリを対象に
自動更新&管理スペースへ自動公開する方法についてご紹介しました。
今回は、共有スペースにある全アプリの更新と、管理スペースへの公開を一括で公開する方法について
ご紹介します。
⭐設定方法
以下のようなブロックを設定します。
各ブロックの設定詳細については、後述する内容をご確認ください。

⭐⓪Start
スケジュールの設定を行います。
以下の設定で、毎日18:13に処理を実行します。

⭐①List Apps(共有スペースのアプリ情報を取得)
✅Space Id:[do lookup]をクリックし、更新したいアプリがあるスペースを選択します。

⭐②Do Reload(リロードの実行)
✅App Id:[Item in List Apps]-[Example output]-[id]を選択します。


✅Run Mode:[Wait for reload to complete]を選択します。
🔹「Wait for reload to complete」を選択した場合
リロードが完了するまで、次のステップに進まずに待機します。
🔹「Start reload and continue」を選択した場合
リロードを開始するだけで、リロードの完了を待たずに次のステップに進みます。
⭐③Condition(リロードの失敗/成功を確認)
以下のようなコンディションを設定します。

※「Do Reload > Status」の設定については、「Output from Do Reload」を選択後、
[Example output]-[Status]をクリックして設定してください。


⭐③Publish App to Managed Space(アプリの公開)
✅App Id:[Item in List Apps]-[Example output]-[id]を選択します。
✅Space Id:[do lookup]をクリックし、公開先のスペースを選択します。
✅Data:[source]を選択します。
🔹「Source」を選択した場合
公開元のアプリのデータを引き継ぎます。
今回は、公開元のアプリでデータの更新を行い、最新化されたアプリを管理スペースへ
公開するという流れであるため、「Source」を選択します。
🔹「Target」を選択した場合
既存の公開済みアプリのデータを引き継ぎます。(公開元の最新データが反映されません。)
✅Rum Mode:[(Re)publish by name] を選択します。
🔹「(Re)publish by name」を選択した場合 上書き公開します。
🔹「Always Publish」を選択した場合 上書きせず、常に新しいアプリで公開します。
以上の設定で、共有スペースにあるアプリの更新と、管理スペースへの公開を一括で行うことが可能です。
是非ご活用ください。
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