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感染者と死亡者の散布図_コロナウィルス感染状況(2020/4/17)COVID-19

更新日:2023年6月24日

コロナウィルスの感染がまだまだ収まる気配がありません。4月16日には安倍首相から全国への緊急事態宣言(~5月6日)も出されました。今年のGWは「ステイホーム」で過ごしましょう。

(※各グラフはクリックすると大きくなります)

 

4月17日までのデータで「感染者数」「死亡者数」を基にした各国の分布を確認しました。

X軸感染者数」、Y軸「死亡者数」なので、右にいくほど感染者が多く、上へいくほど死亡者が多い国となります。また「死亡率:死亡者数/感染者数」が高いほど丸いバブルが大きくなっています。



↑ 死亡者数 × 感染者数 →

【感染者上位10の感染×死亡の散布図】

USが群を抜いて違う位置にいます。感染者の絶対数が桁違いなことが良く分かります。バブルは小さいので死亡率は比較的高くないようです。この上位10か国の中では感染者数の少ないベルギーの死亡率の高さが目立っています。





上記散布図の表データ

【感染者上位10の表データ】

上記の散布図を表データに置き換えてみると、各国の数値が確認できます。日本の感染者がおよそ9,800名(死亡者190名)なので、事態がより深刻なことが想像できます。





↑ 死亡者数 × 感染者数 →(日付データ追加)

感染者上位10_日ごとのバブルの動き

上記の散布図に少しデータを追加して、日ごとに各国の位置がどう変化してきたか確認しました。バブルの間が空いているほど1日の数値の変化が大きいことが分かります。USの感染拡大が続き死亡者が増加傾向です。





【USを除いて更に絞り込む】

上記の散布図から感染者数2位‐6位のイタリア、スペイン、フランス、ドイツ、イギリスに絞り込んで確認したところ、イタリア、スペイン、ドイツあたりは数値の増加が止まってきているように見えます(バブルの間が詰まってきている)。


感染者数5位‐10位に絞り込んでみると、中国が一気に収束したことが見て取れます。(中国はひとつだけバブルが離れたところに位置していますが、これは4月17日に死亡者数の大幅訂正がニュースになっていたので、この訂正が反映されたからです。)



【一部アジアの国々】

アジアの国をいくつかピックアップしました。韓国は数値が抑えられてきています。日本はまだ感染拡大中と見ていいと思います。





 

ざっと、散布図を確認していて収束してきている国がいくつかあったので、少し指標の組み合わせを変えて見てみました。感染者数」を「現感染者数(感染‐(死亡+快復))」に変更しています。


↑ 死亡者数 × 現 感染者数 →

【収束傾向の国】

ドイツ、イラン、中国のデータです。

現感染者数が減ってきているので、ある点を境に左側への動きに転じています。

死亡者が増加せず(バブルが上に行かず)、現感染者が減っていくのが理想です。

中国がそれに近い状況でしたが、先述のニュースにあるようにデータが漏れていたため想像で線を追加してみました。



↑ 死亡者数 × 現 感染者数 →

【アジアの国(一部のみ)】

アジアの国では韓国が収束カーブに入っています。あと左下にいるタイも収束カーブです。日本はまだその兆候は見えていません。






 

さいごに、中国は省ごとのデータが含まれていたので、掘り下げて確認してみたところほとんどが「Hubei」となっていました。調べてみたら「Hubei=湖北」で、湖北省武漢市ということでした。

中国の省ごとの死亡者数(上位)





















 

今日は散布図を用いて感染者数と死亡者数から見る各国の状況を確認しました。Qlik Senseで確認した流れをアニメーションにしておきましたので見てみてください。



おわり



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