Qlik Cloud スペースの作り方
- u st
- 4月3日
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更新日:4月4日
今回は、Qlik Cloudの「スペース」についてご紹介します。 ▼スペースとは 作成したアプリを、誰に見せるか管理していただける機能です。
フォルダ管理をイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。 例えば以下のように、営業部だけが見れるスペースと、情報システム部だけが見れるスペースを 作成し、そのスペースに対して各部署のメンバーを追加するイメージです。

▼スペースの種類 スペースは、4種類あります。 基本的な使用方法は、①の個人スペース、もしくは②の共有スペースでアプリを作成した後、 ③の管理スペースを使って他のユーザーにアプリを公開します。
①個人スペース・・・ログインしている人だけが閲覧できる、個人用のスペースです。
②共有スペース・・・他の人とアプリを共同開発するスペースです。
③管理スペース・・・他の人にアプリを公開するスペースです。
④データスペース・・・データを管理するスペースです。 ※データスペースは、Qlik Talend Cloud(データ統合製品)で使用するスペースであるため、 Qlik Cloud Analytics(BI製品)でQlikを使用されている方は使用しないスペースです。
▼スペースの作り方 スペースの作成は、大きく分けて3ステップに分かれます。 ①スペースの作成 ⇒ ②メンバー追加 ⇒ ③ユーザー権限の設定 ①スペースの作成
1)[作成] をクリックし、「スペース」の [+] ボタンをクリックします。

2)「名前」を設定し、どのスペースを作成するか「タイプ」で選択します。

②メンバー追加
1)[カタログ] を開き、①で作成したスペースを選択し、[スペースの詳細]-[メンバー]をクリックします。

2)[メンバーを追加]をクリックし、メンバーを選択します。

③ユーザー権限の設定
1)②-2)の設定にて追加したメンバーに対し、権限を設定し、追加をクリックします。

▼権限の種類
共有スペースと管理スペースで、権限の種類が一部異なります。
共有スペースの権限
所有者 | メンバーの管理と、コンテンツ(アプリ)の編集を行えます。 |
表示可能 | メモ、アラート、サブスクリプションの作成、 データのエクスポート、コンテンツの表示が できます。 |
編集可能 | コンテンツ(アプリ)の作成、編集、表示ができます。 任意のアプリにデータをリロードし、所有するアプリでデータを編集できます。 |
Appでデータ 編集可能 | コンテンツ(アプリ)の作成、編集、表示ができます。 すべてのアプリでデータを編集し、リロードできます。 |
管理可能 | メンバーの管理と、コンテンツ(アプリ)の編集を行えます。 |
データ消費可能 | スペース内のデータソースを一覧表示して使用できます。 |
管理スペースの権限
所有者 | メンバーの管理と、コンテンツ(アプリ)の編集を行えます。 |
表示が制限 されています | コンテンツの表示のみを行えます。 |
表示可能 | メモ、アラート、サブスクリプションの作成、 データのエクスポート、コンテンツの表示ができます。 |
寄与可能 | プライベートシートを作成し、コンテンツを表示できます。 |
管理可能 | スペースの詳細とメンバーを管理できます。 コンテンツを編集することもできます。 |
データ消費可能 | スペース内のデータソースを一覧表示して使用できます。 |
公開可能 | アプリをこのスペースに公開できます。 |
操作可能 | スペース内のアプリやその他のコンテンツを スケジュールしたり、リロードしたりできます。 |
▼「所有者」についての補足
所有者の権限は、スペースの作成者にデフォルトで付与される権限です。
異動や退職などでスペースから所有者ユーザーを削除する場合は、以下手順で所有者の変更を 行ってください。

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