奇数、偶数を判定したい_Odd関数、Even関数
更新日:2023年9月26日
値が奇数なのか偶数なのかによって、処理内容を分岐させる場合などに偶数か奇数かの判定が必要です。Qlik SenseではOdd関数やEven関数で判定することができます。
【偶数/奇数判定の使いみち】 奇数か偶数かの判定は何かの拍子に必要になったりするので、知っておくとスマートに応用できます。私の直近の例だと、下2桁が偶数か奇数かで分類されるようなコード体系に遭遇したのでOdd関数で分岐させました。
If(Odd(コード)=0,'XXXX','ZZZZ')
※コードが奇数でなかったらXXXXを返す。それ以外はZZZZを返す。
また、表を見やすくするための色分けでも便利に使えます。奇数行と偶数行で色分けをする際にOdd関数を使う例として紹介されています。
If(odd(RowNo()),lightgray())
※行番号(RowNo)が奇数ならライトグレーにする。
【使い方】
関数の構文はシンプルです。
▼Odd関数
=Odd(数値データ)
※数値データが奇数か0なら「True(-1)」を返します。偶数なら「False(0)」を返します。
▼Even関数
=Even(数値データ)
※数値データが奇数か0なら「True(-1)」を返します。偶数なら「False(0)」を返します。
【参考】
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