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【学生テニス】2022年インカレに出場した男子選手96名の出身地域を分析調査!

更新日:2023年9月3日

2022年インカレテニス_男子は22年ぶりの関西勢が優勝

 

※各種データは過去のインターハイなどの大会記録から独自に収集しました。正確性などは個人調査の範囲ということでご了承ください。



 

▼2022年のインカレ(男子)

関西大学の松田康希選手(4回生)が、関西の大学としては実に22年ぶりの優勝という快挙を成し遂げました。(※ Yahooニュース 本当におめでとうございます! 優勝スピーチでは「関西の大学でもやれるんだぞというのを見せたかった」といった旨の言葉もあり、それを聞いて関西組として素直に嬉しく思いつつ、同時にインカレでの各地域別の活躍状況が気になったので分析調査してみました。


 

▼インカレ本戦96名の大学地域別構成比(男子)

「北海道」「東北」「関東」「北信越」「東海」「関西」「中国四国」「九州」とそれぞれの地域別のインカレ本戦出場の内訳です。96名のうち、およそ半数の47名を関東学生が占めています。また、関西学生が22名となっており、全体の7割が関東と関西ということになります。


これがラウンドを進めてみていくと、3回戦(Best32)では関東学生のみで7割、関東/関西以外では2名のみとなります。

▼​1回戦(96名)

▼3回戦(32名)

大学地域別の選手数


大学地域別の選手数


さらに4回戦(Best16)となると、関東学生13名、関西学生3名と関東勢の圧倒的な強さが浮き彫りとなりました。

​▼4回戦(16名)

大学地域別の選手数


▼インカレ本戦96名の出身高校の地域別構成比(男子)

大学地域で見ると、関東が圧倒的ということが分かりましたが、インターハイなど高校の大会では関東地域以外の強豪校も多いので、少し視点を変えて出身高校の地域別で分析してみました。


そうすると、だいぶ様子が違っていました。出場者全体で見ると、関東33名、東海15名、関西15名、九州15名と分散傾向にあります。また、ラウンドを進めて、3回戦(Best32)でも少し関東勢の割合が増えていますが分散傾向は明らかです。

​▼1回戦(96名)

​▼3回戦(32名)

高校地域別の選手数


高校地域別の選手数


4回戦(Best16)になると、半数が関東勢となりましたが、関西、東海、九州と地域は分散しています。

​▼4回戦(16名)

高校地域別の選手数



▼インカレ出場者の出身高校ランキング(男子)

もう少し出身地域別を掘り下げて、高校別でランキングを確認してみました。 <2022年インカレ出場者の出身高校上位グラフ(男子)>


グラフを見てみると、さすがに各地の強豪校がズラッと並んでいます。


1位は相生学院(関西:兵庫)、2位は大分舞鶴(九州:大分)、3位は湘南工科大附属と早稲田実業(関東:神奈川/東京)となっています。

それ以降も慶應義塾、法政二(関東)、四日市工業、名経大市邨、名古屋(東海)、東京学館新潟(北信越)、柳川(九州)といった高校が上位となっており、地域が分散していることが分かります。






高校に比べると、大学は絶対数が減りますし、関東圏と関西圏が占める割合も大きくなるので、必然的に各地区の強豪校出身の高校生が関東や関西へ分かれて進学していく傾向にあることが想像できます。

 

というわけで、各地域の強豪校出身の高校生がどういった進路に分かれているか調べてみたくなりました。


ここで利用したのがサンキーダイアグラムというグラフです。 一番左側から「高校地域」⇒「大学地域」⇒「大学」⇒「選手氏名」と、視点を設定してどの地域の高校からどの地域の大学へ進路が流れているかを見ることができます。


▼インカレ本戦選手96名の出身高校地域と進学先

関東の高校からは、ほぼ全員が関東圏の大学に進学しています。それに加えて各地域から一定数が関東圏の大学へ進学していることが分かります。


<2022年インカレ出場者の進学地域のながれ(男子)>

■高校地域 =====>■大学地域=========■大学========■選手名


▼東海、関西、九州の高校生の進学先地域

関東圏以外の三地域がちょうど15名ずつでしたので、その三地域だけにグラフを絞りこんでみました。「関西 → 関西」「東海 → 東海」は線が太いので地元地域での進学が主流なことが見て取れます。「九州」については、関西、関東、九州と3か所に分かれています。


<2022年インカレ出場者の進学地域のながれ(男子):関西、東海、九州>

■高校地域 =====>■大学地域=========■大学========■選手名


▼インカレBest16以上の選手の出身地域と進学先

上記で見てきたサンキーダイアグラムを「Best16以上の選手」に絞り込むと、さらに状況が見えてきたような気がします。16名のうち13名が関東圏の大学なのですが、そのほぼ半数6名が関西と東海から進学しています。考えられることとしては、各地域の高校で上位にいた選手が関東に進学している、もしくは各地域から関東へ進学した選手がインカレ上位に入るまで力を伸ばしているということだと思います。


<2022年インカレBest16選手の進学地域のながれ(男子)>

■高校地域 =====>■大学地域=========■大学========■選手名


この16名の中から見事に優勝に輝いた松田康希選手の出身高校は神奈川の湘南工科大附属です。関東の高校から1名だけ関西に進学した線が出ていますが、それが松田選手です。こういったチャレンジも前述の優勝スピーチの言葉の背景にあったのかもしれません。

P.S. 今回は高校から大学の移動状況を見てみましたが、これと同じようなことが中学から高校への進学でもあると思います。出身中学地域などのデータが揃ったら分析してみようと思います。


以上


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