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ITFjr.ランキングを徹底分析2024!2年前から大きな変化

日本のジュニア選手が世界で大躍進!

 

※「ITF World Tennis Tour Junior Rankings」ページのデータを元に分析しました。

毎週更新されるランキングデータを活用しました。[RANKING][PLAYER NAME][YEAR OF BIRTH][NATION][TOURNAMENTS PLAYED][POINTS]といったデータが確認できます。


 

2022年3月7日時点の前回調査もご参照ください。2年ぶりにITFジュニアランキングデータを分析しました。2年でどう変化したかという視点で見ると日本選手の躍進が見て取れました。


★Qlikのアプリで分析してるイメージはコチラ ⇒ GIFアニメーション

 
▼ランキング選手の数はどのくらいか?

2024年3月4日付けのITF Jr.ランキングにおいて、男子130か国3,601名女子130の国3,872名の選手がランキングされています。これは、前回調査(2022年3月7日付け)時に比べると男女とも大きく増加しています。コロナ禍による制約がなくなり、ツアー自体が活性化していることが要因と考えられます。


これと関連しているのか、各ランキング層に入るためのポイント数も大きく増加していることが分かりました。例えば、100位圏内に入ろうとした場合のボーダーラインは、男子は2022年の447ポイントから562.25ポイント、女子については541.25ポイントから641ポイントと100ポイント以上も高くなっています。


<2023/3/7 → 2024/3/4 の変化>



 
▼国別構成比:日本人選手はどのくらいいるのか?

国別で選手数の構成比グラフを見ると、アメリカの多さが目立ちます。また、グラフの「‐」になっているロシアとベラルーシ(ウクライナ侵攻で国名が省略されている?が多いことも分かります。日本は男女とも前回はグラフに表示されない順位でしたが、揃って7番目に上がってきました。選手数も前回調査時の女子73名から119名男子65名から107名と1.6倍ほどに大幅増しています。

■2022年3月7日(女子)

■2024年3月4日(女子)


■2022年3月7日(男子)



■2024年3月4日(男子)




 
▼年齢別構成比:選手の年齢はどのくらいなのか?

ジュニアの大会は13歳から18歳までの選手が出場することができます。年齢別の構成比を見ると、男子と女子で傾向の違いを読み取ることができました。男子は前回調査も含めて18歳、17歳で70%を占めています(2022年 71.3%、2024年 68.6%)。それに対して女子2022年は56.5%、2024年は53.7%と半数をやや上回る程度です。また、16歳が17歳、18歳とほぼ同じ数だったり、14歳が一定数いることから年齢による差が少ないのは男子にはない特徴です。これは女子選手の身体的な成長時期が男子よりも早いことが影響していることが推測されます。逆に男子は18歳でもまだまだ身体成長過程で、年齢による体格的な差を埋めることは難しいであろうことが見えてきました。


全体グラフ


日本選手のみに絞り込んでみると、女子は16歳の構成比が大きく2024年については14歳が10%を占めています。低年齢層からのチャレンジが増えているということか?高校1年生(3月時点で17歳)の段階で減少しているのか?

日本選手のみ



参考までに実数のグラフも確認しました(女子のみ)。下図左のグラフで14歳が2022年の4名から2024年は12名と増えています。ここから低年齢層からのチャレンジが増加していることは読み取れます。また、少し読み取りにくいですが右のグラフは生年別で可視化したところ、2024年に18歳になる年代では選手数が減少していることが分かります。14-16歳の中学年代はランク外からも含めて大きく増加しています。

日本の年度は4⁻3月なので学年と生年は多少のズレが生じますが、中学と高校の環境変化は少なからず影響していそうです。(12月時点の比較調査をやってもよさそうですね)

14歳が4名から12名に3倍増

高2年代は減少


年齢別の変化


生年別の変化


3月時点の調査のため年が変わり高3学年は19歳で卒業となっている。


 
▼日本選手(女子)のランキングが大躍進

日本人選手の躍進は選手数の増加のみに留まりません。特に女子は9位EnaKoike(小池愛菜)選手を筆頭に8名が100位圏内です。しかもそのうち4名が20位以内と上位に食い込んでおり、ジュニア年代を卒業した選手を除き全員がランキングを上げています。斎藤咲良48位→10位小池愛菜136位→9位クロスリー真優444位→14位辻岡史帆420位→72位木下晴結107位→73位に加えて、ほぼランク外から一気にランキングを上げた3名(グラフ印:園部八奏18位山本晄74位五藤玲奈85位)も要注目です。2022年の100位内は3名だったので賑やかになりました。



 

▼まとめ

2022年3月7日と2024年3月4日のITFジュニアランキングを分析した結果は・・・、


・コロナ禍の制限がなくなり、ランキング選手の数はおよそ1.4倍になった

・それに伴い、100位圏内に入るための必要ポイントも100ポイント以上あがっている

・日本選手も大幅に増え、男女とも100名を超えて1.6倍増となった

・特に女子は100位以内が3名から8名に増え、そのうち4名は20位以内

・日本選手は低年齢からのチャレンジが増加、17⁻18歳で減少傾向も?


また時間をみつけて、もう少し分析してみようと思います。


以上


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